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退職手続きを進める際のポイント

2023.05.20

退職の手続きはどのように進めたらよいのでしょうか?例えば上司の前に社内外の関係者に退職の意思を話してしまうと、会社側との揉め事に発展してしまう可能性もあります。 そこでこの記事では退職手続きを進める際のポイントを紹介しました。ぜひ確認してください。そして退職手続きをスムーズに進めるための参考にしてください。

 

 

< 目次 >

1 直属の上司に退職の意志を伝える

2 退職届を提出する

3 業務の引き継ぎをする

4 社内外の関係者へ退職することを伝える

5 会社の備品を整理する

 

< 1 直属の上司に退職の意志を伝える>

退職することを決めたら直属の上司に退職の意思を伝えます。退職の件は誰よりも先に直属の上司に伝えることが社会人としての礼儀です。上司以外の人に退職の意思を伝えて、そこから上司の耳に入ることは避けなければなりません。上司としては「聞いていない」ことを不快に思い、そのことで冷たくなったり、あるいは退職を認めないということにもなりかねないからです。円満にそしてスムーズに退職手続きを進めるために、退職することを決めたらまずは上司にその意思を伝えるようにします。

そして上司の承諾を得てから、退職の具体的な手続きを進めるようにしましょう。

 

< 2 退職届を提出する>       

上司から退職の承諾を得たら退職届を提出します。退職届は書面で行う会社、PCで行う会社、それぞれだと思います。どのような様式・やり方で届を提出するのか確認をしましょう。

 

< 3 業務の引き継ぎをする>

業務の引き継ぎをしっかりと行っておかないと職場や取引先に迷惑を掛けてしまいます。上司の指示を踏まえて、漏れなくそしてポイントを押さえた内容で引き継ぎを行います。

できれば業務のやり方や注意点を記載した書面を用意することが望ましいです。それがあれば後任者は対応しやすくなりますし、退職後のあなたに問合せがくることも避けることができます。

 

< 4 社内外の関係者へ退職することを伝える>

上司に承諾をしてもらい総務に退職の届を済ませたら、社内外の関係者へ退職することを伝えます。会社が退職届を受理していないのに退職の噂が広まってしまえば、どのようなトラブルが起きるか分かりません。必ず届を済ませてから伝えるようにしましょう。

社外関係者に退職の挨拶をする際は、後任者の紹介と引き継ぎの話もすることが望ましいです。このように自分が退職した後も取引や業務が円滑に進むように気を配ることが社会人として必要な立ち振る舞いです。

また社内外の関係者へ退職することを伝えるタイミングは、上司の指示に従うようにしましょう。

 

< 5 会社の備品を整理する>

会社支給の備品は総務の指示に従って返却します。

 

返却する主なものは次のとおりです。

健康保険は、加入者が会社を辞めた時点で脱退する仕組みになっています。転職先が決まっていれば、その会社の健康保険に新たに加入し、そうでなければ国民健康保険に加入するか、任意継続被保険者制度を利用することになります。

その会社の社員であることを証明するものはすべて返却となります。仕事で受け取った取引先の名刺についても、会社から返却を求められる場合があります。

現物を支給されていた場合には退職と同時に返却します。

クリーニングに出すか、洗濯してから返却しましょう。

社費で購入した書籍や事務用品など。また業務で作成したプログラム、図面、フォーマットなどの制作物、業務で使用した資料などは残していきます。

 

また返却物の他に重要なこととして、業務で使用していた個人情報や営業情報等のデータ処理に関しても会社の指示に従います。その際、各種情報が誤って社外に漏れないよう注意しましょう。データは消去するのか、シュレッダーはかけるのか、会社が定めた方法で処理をするようにします。

 

< まとめ >

退職手続きを進める際の大事なポイントを紹介しました。このポイントを押さえることで、円満にそしてスムーズに手続きを進めてください。

 

そして最後、自分が使用していたデスクやロッカーはきれいに掃除をしておくことが会社を辞める社会人の礼儀です。

 

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