誰しもが転職を考えたことがあるのではないでしょうか?なぜなら転職をすることで手に入れたい条件があるからです。 アナタが手に入れたい条件は何ですか?もし転職を考えているのなら、アナタが手に入れたい条件を明確にしておかなければなりません。 それが明確なら、転職活動の仕事探しや会社選びがスムーズに進みます。この記事では、転職の条件として検討しておくべき5つのポイントを紹介しました。
<①希望年収>
◇現在の年収を把握する
今のアナタの年収はどれくらいでしょうか?一か月の手取額は言えても年収となると言えない・分からない人もいるかもしれません。
年収は月給に加えて賞与や手当などが加わってきます。会社勤めの方なら年初に発行される源泉徴収票に前年の年収が記載されています。この機会にぜひ確認しておくようにしましょう。
◇希望年収を決める
転職の際にアナタが希望する年収金額を決めておく必要があります。現在の年収をベースにアナタの経験値やスキルでどれくらいの上乗せができるのか、それがアナタの希望年収となります。例えば現在年収が400万円、アナタの経験値やスキルなら50万円~100万円の上乗せが見込めるのなら、あなたの希望年収は450万円~500万円となります。
ではどれくらい上乗せができるのか?上乗せの具体的金額については、転職エージェントなどの専門家から情報提供をしてもらいましょう。専門家が提示する金額が転職市場における妥当な金額となるからです。
このように希望年収を決めておくことで、転職活動をスムーズに取り組むことができるようになります。
<②手当・福利厚生>
年収や給料の額ばかりに目を奪われがちですが、就職する上で手当や福利厚生がどうなっているのかも大切な労働条件です。有無をチェックするべき手当や福利厚生には次のようなものがあります。
〇退職金
〇住宅関連(寮・社宅、住宅手当)
〇健康・医療(健康診断)
〇慶弔・災害(祝い金、見舞金)
〇育児・介護(家族手当、育児・介護休暇)
〇自己啓発(資格取得支援)
〇財産形成(財形貯蓄)
これらすべてが用意されている会社はなかなか見当たらないと思います。そのためこの中でも特にアナタが重要に思っている手当・福利厚生は何か、優先順位をつけておくとよいでしょう。
<③勤務地>
職場が自宅から通勤できる距離にあるかどうかはとても重要なポイントです。日々通勤ストレスがかかるような場所に職場があると、心身への悪影響が心配だからです。どこまでが許容できる距離なのかどうかは人それぞれです。アナタが受け入れることができる通勤距離を事前に決めておく必要があります。
また転勤有無の確認、そして転勤が可能かどうかを事前に考えておくことも非常に大切です。
<④マネジメントポジション>
もしアナタが現在の職場で責任あるマネジメントポジションに就いている場合、転職先で望むポジションも考えておかなければなりません。
転職を機にポジションのレベルアップを図りたいのか、あるいはポジションにこだわりはないのかということです。
<➄希望業界>
どの業界へ転職を希望するのかも非常に大事な条件です。
現状の仕事内容を引き続き行っていきステップアップを図っていこうとするのなら、同業あるいは類似している業界が転職後もスムーズに活躍できる可能性が高いでしょう。
しかし現状の仕事内容に不満がある・満足できない、あるいはやりたいことが他にある場合は新しい業界への転職を検討する必要があります。
これはアナタの人生に対する姿勢の問題なので、しっかり考えて答えを出すことをおすすめします。
<まとめ>
転職の取り組み方は様々です。現在の仕事を行いながら時間をかけてじっくりと取り組むやり方もあれば、とにかく今の会社を退社してスピーディに転職活動を進めていくやり方もあります。
どのようなやり方でも上記5つのポイントをどう考えるのか、明確にしておくことが必要です。そうすれば転職候補を絞り込むことができ、スムーズに転職活動を進めていくことができます。
転職は人生にとって重大な意味をもつイベントです。ポイントを押さえた転職活動を進めていくことで、ぜひ成功につなげていただきたいと思います。